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スレッド名:
投稿ID:600257
名前:蹴人
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自分でも経験しているのでわかりますが、
1週間程度での体験であれば刺激になっていいと思います。

サッカーが全然違うことがわかります。
普段の練習や試合の延長上で想像するものと世界が違うことがわかります。

ただ、留学となれば話は別で、年単位の留学をするのでなければ全くおススメしません。ここで言われているのは、学校を休んで数か月程度のイメージではないですか。

理由は、育成方向の違いと語学です。

欧州サッカーと日本では育成の観点がまるで違います。日本で桁外れに上手いと言われていても、事実上は評価されないことが多いです。足元の技術を称賛されている動画がユーチューブでアップされていたりしますが、足元の技術は「サッカーの技術」の一面としてしか見られていません。

運よく欧州基準で高評価を得られるようになって数か月後に帰国しても、日本ではそれを評価する基軸を持っていません。逆にその間に日本で評価される「技術」を磨いた選手には差をつけられているかも知れません。
日本と比べて練習時間も短いので、その点での成長速度は鈍化する可能性もあります。欧州では、20歳をピークとするように育成するから、オーバーワークはさせないのです。プロのようにオフもとって、子どもでもしっかりと疲労回復をさせます。

実際に両親の都合で3年ほど欧州でサッカーをして帰国した選手がいましたが、J下部も注目していた留学前よりも目立つ選手ではなくなっていました。
でも、実際には「技術」を身につけ、しなやかで瞬発性の高い筋肉をまとっていると思います。

次に、語学です。コミュニケーション出来ないというのは、とてもつらいことです。少々英語が出来たとしても同じこと。言語以外にもコミュニケーションはありますが、その部分も稚拙な子どもには過酷だと思います。
実際に、現地でコミュニケーションが取れずに人が変わったようになった選手もいます。サッカーを通じてコミュニケーションと言いますが、前段の技術を考えてもその部分でコミュニケーションは難しいことは想像できるでしょう。

育成については、欧州はかなり先を行っています。
先を行っていることを体感するのはいいと思いますが、足を踏み込むのは難しいです。日本でスクール運営をしている海外クラブや機関に行く程度でいいと思います。
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